私たちが「KAISOU」と表記する理由は、海藻も海草もどちらも欠かせない存在だからこそ 一語で言い表すことのできるようにしたものです。 私たちは日本国内だけでなく、海外も含む地球全体で活動をしていくに当たり、 「KAISOU」という表記を採用しました。 海外では生分解性の素材として注目され、洋服や包装にも利用され始めているのです。 島国の日本でこれだけ長い間「KAISOU」とともに生きてきた私たちだからこそ、 「KAISOU」によって地球の未来を創り出すことができると信じています。 私たちがまず注目し、取り組んでいくKASIOUは「アオサ(海藻)」と「アマモ(海草)」です。 「アオサ(海藻)」は在来種でありながら、 近年都市部の沿岸に異常増殖し、他の生物の生育を 阻害することが懸念されている海藻です。 海岸を緑に染める現象は グリーンタイド(緑潮)と呼ばれています。 「アマモ(海草)」は地下茎をかじると甘いことから この名がついたとされる海草です。 太陽の光が届く浅い砂地に多く、 光合成をすることで酸素を生み出し 二酸化炭素を吸収してくれます。 この2つのKAISOUの特性を理解しながら「アマモ(海草)」の生育空間を造成し、 「アオサ(海藻)」を適正な量に間引くとともに有効活用していく。 これにより、私たちの生活を支え、地球を守ることを目指します。